※画像はイメージです


美容皮膚科 ISクリニック
新宿本院院長
アイエスクリニック新宿院は、新宿駅中央東口・南口徒歩4分のところに位置している美容皮膚科クリニックです。施術では医療レーザー脱毛や美白・トーンアップ治療、リフトアップなど、美容に関する幅広いメニューをご提供しています。医療レーザー脱毛は、レディースだけではなくメンズ脱毛も行っているため、気になる方はぜひ当院にご相談ください。また、公式LINEではキャンペーンなどのお得情報も配信しておりますので、チェックしてみてください。
- 1991年 東京慈恵会医科大学 卒業
- 1993年 東京慈恵会医科大学病院 入局
- 2000年 皮膚科医院院長など経験
- 2015年 アイエスクリニック 院長就任
マンジャロを使っている間に妊娠したらどうしよう…
いずれ子どもがほしいけど、いつまでに注射をやめればいいの?
マンジャロを使用している女性にとって、妊娠との関係は見過ごせないポイントです。
マンジャロは、妊娠中の人や妊娠している可能性がある人には使わないと決められている薬です。
妊娠を望むなら、まず注射をやめ、最後の注射から1ヶ月は避妊したうえで妊活を始めます。
本記事では、製薬会社が公開している薬の正式な説明書(マンジャロの電子添文)を「製品情報」と呼び、その内容をもとに、奇形児のリスクや産後に使える時期といった疑問にお答えします。
- マンジャロは妊娠中・妊娠の可能性があるときは使えない。ラットの試験で奇形などが見られたためで、人で奇形児が生まれる確率を示すデータはない
- 使っている間に妊娠が発覚したら、次の注射はせずに処方を受けたクリニックと産婦人科へ連絡
- 妊娠を望むなら、注射をやめて最後の注射から1ヶ月は避妊してから妊活を始める
- 製品情報に妊娠のしやすさへの影響の記載はない。一方で、マンジャロの使い始めと増量のあとはピルの効果が弱まるおそれがあり、予定外の妊娠につながるリスクもある
- 産後に使い始める時期の決まりはなく、授乳中は授乳を続けるかどうかも含めて医師と相談
なお、マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認された薬です。ダイエット目的での使用は国内で承認されていない使い方(適応外使用)で、保険がきかない自由診療になります。
リスクについてはダイエット目的で使う前に知っておきたいことでご紹介しています。
また、当院がマンジャロを使ったことのある女性26名に行った独自アンケートでは、「妊娠中・妊娠の可能性がある場合は使用できない」ことを知らなかった人が46.2%、「最後の注射から1ヶ月は避妊が必要」なことを知らなかった人が69.2%にのぼりました。
本記事では、このアンケート結果もあわせてご紹介します。
アンケートの調査概要
- 調査対象:マンジャロを使用したことがある女性
- 調査期間:2026年9月30日
- 回答数:26名
- アンケート概要:マンジャロを使用したことがある女性へのアンケート調査概要及び結果一覧
- 設問内容:年齢/使用状況/マンジャロの使用目的/マンジャロの入手経路/
マンジャロの使い始めや増量のあとにピルの効果が弱まるおそれがあることの認知/
妊娠中・妊娠の可能性がある場合は使用できないことの認知/
妊活を始める際、最後の注射から1ヶ月は避妊が必要なことの認知/
妊娠に気づかずマンジャロを使用してしまった場合の対処法の認知/
マンジャロと妊娠に関連する知識の情報源/
マンジャロを使用するうえで不安に感じたこと
この記事の参考文献
- マンジャロ皮下注アテオス 電子添文(2026年9月改訂 第11版)|PMDA
- ゼップバウンド皮下注アテオス 電子添文
- 厚生労働省「マンジャロ・リベルサスなどの2型糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用による健康被害にご注意ください」
- 厚生労働省通知「GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について」(2026年6月16日)
- 医薬品・医療機器等安全性情報 No.406「GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について」(2023年12月)
- 医薬品・医療機器等安全性情報 No.399「重要な副作用等に関する情報」(2023年3月)
- 国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター
- 国立成育医療研究センター プレコン・チェックシート
- PMDA 医薬品副作用被害救済制度
マンジャロは妊娠中に使える?奇形児のリスクと使えない理由

マンジャロは、妊娠中の人や妊娠している可能性がある人には使いません。
理由は、ラットを使った試験で、おなかの子どもに奇形などの影響が見られたためです。
また、独自アンケートでは、「妊娠中・妊娠の可能性がある場合は使用できない」ことを「知っていた」人は約半数にとどまりました。

| 人数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 知っていた | 14名 | 53.8% |
| 知らなかった | 12名 | 46.2% |
使い始める前に、次の表で自分の状況を確認しておきましょう。
状況ごとの扱いを表にしました。
| 状況 | 使えるか | 注意点 |
|---|---|---|
| 妊娠中 | 使えない | |
| 妊娠している 可能性がある | 使えない | |
| 妊娠を望んでいる | 使わない (やめてから妊活) | 注射をやめ、最後の注射から 1ヶ月は避妊してから妊活 |
| 妊娠を希望していない | 医師の処方に基づく | |
| 授乳中 | 医師の判断・処方に基づく |
避妊の方法は、低用量ピルと併用するときの注意点も参考にしてください。
動物の試験で胎児への影響が認められている
妊娠したラットにマンジャロの成分(チルゼパチド)を投与した試験では、骨格や内臓の奇形などが見られました。
影響が見られたのは、人に最大量を使ったときよりも、体の中の薬の量が少ない条件のときです。
こうした結果から、妊娠中や妊娠の可能性があるときは使わないこととされています。
出典:マンジャロ電子添文「9.5 妊婦」
奇形児が生まれる確率はわかっていない
マンジャロを妊娠中に使ったときに、人間の場合に奇形児が生まれる確率を示すデータは、製品情報には載っていません。
おなかの子どもへの影響として示されているのは、ラットの試験の結果です。
糖尿病の治療中に妊娠したらインスリンに切り替える
2型糖尿病の治療でマンジャロを使っている人が妊娠した場合は、医師の判断の下、インスリン注射で血糖を管理します。
糖尿病の治療そのものを自己判断でやめず、主治医に切り替えを相談しましょう。
出典:マンジャロ電子添文「9.5 妊婦」
マンジャロ使用中に妊娠が発覚したら?知らずに使っていたときにすること

妊娠が発覚したら、次の注射はしないで、処方を受けたクリニックに連絡してください。
妊婦健診を受ける産婦人科にも、マンジャロを使っていたことを忘れずに伝えます。
妊娠に気づかないまま注射していた場合も、使った時期と量を伝えて同じように相談しましょう。
独自アンケートでは、妊娠に気づかずマンジャロを使ってしまった場合の対処法を「知っていた」人は、26名中3名(11.5%)だけでした。

| 人数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 知っていた | 3名 | 11.5% |
| 知らなかった | 23名 | 88.5% |
使ううえでの不安として「緊急時にどこに相談していいのかわからない」を挙げた人も5名いました。
いざというときに慌てないよう、次の手順を知っておきましょう。
① 次の注射をしない
予定していた曜日が来ても、注射はしないでください。
糖尿病の治療で使っている人は、次の注射の前に主治医へ連絡し、血糖の管理について指示を受けましょう。
手元に残った注入器の扱いは、処方を受けたクリニックに確認します。
② 医師に伝える内容をメモしておく
受診の前に、次のことをメモしておくと、診察で聞かれたときにすぐ答えられます。
チェックリスト
- 最後に注射した日と、そのときの量(2.5mg・5mgなど)
- マンジャロを使い始めた時期と、使っていた期間
- 最後の月経が始まった日
- ほかに飲んでいる薬やサプリメント
- 処方を受けたクリニックの名前(オンライン診療を含む)
③ 「妊娠と薬外来」でも相談できる
薬の影響が気になるときは、国立成育医療研究センターの妊娠と薬情報センターも相談先の1つです。
このセンターは厚生労働省の事業として設けられている機関です。
まずは妊婦健診を受ける産婦人科の医師に、マンジャロを使っていたことを話してみてください。
妊活を始めるならいつやめる?最後の注射から1ヶ月の避妊が目安

妊娠を望むなら、マンジャロは妊活を始める前にやめます。
妊娠する可能性がある女性は、使っている間と、最後の注射から1ヶ月間は避妊が必要とされています。
独自アンケートでは、この「最後の注射から1ヶ月の避妊」を知らなかった人が約7割(69.2%)でした。

| 人数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 知っていた | 8名 | 30.8% |
| 知らなかった | 18名 | 69.2% |
使ううえでの不安として「妊活のタイミングを調整しないといけないこと」を挙げた人は26名中1名にとどまり、見落とされやすいポイントといえます。
1ヶ月の避妊は製品情報で求められている
マンジャロは週1回注射する、効き目が長く続くタイプの薬です。
体の中の薬の量が半分に減るまで5〜6日ほどかかり、やめたあとも効果が続く可能性があります。
出典:マンジャロ電子添文「9.4 生殖能を有する者」「8.3」「16.1 血中濃度」
やめる前に医師と決めておきたいこと
いつやめるかは、妊活を始めたい時期から逆算して、処方を受けた医師と決めます。
やめたあとの食事や運動の続け方も、あわせて相談しておくと妊活に入りやすくなります。
妊活までの流れを表にしました。
| 段階 | すること |
|---|---|
| 妊娠を考え始めたとき | 処方医に妊活の予定を伝える |
| やめる日を決めるとき | 最後に注射する日を医師と決める |
| 最後の注射から1ヶ月 | 避妊を続ける |
| 1ヶ月たったあと | 医師に確認してから妊活を始める |
糖尿病の治療で使っている人は、インスリンへの切り替えを含めて治療の見直しが必要になることがあるため、早めに主治医へ伝えてください。
妊娠前の体づくりはマンジャロをやめたあとも続ける

妊娠に向けた体づくりは、マンジャロをやめたあとも、食事や運動の習慣で続けていきます。
国立成育医療研究センターは、妊娠を考える前から健康を整える「プレコンセプションケア」をすすめています。
プレコン・チェックシートで見直したい生活習慣
同センターが公開している女性用のチェックシートには、次のような項目が並んでいます。
チェックリスト
プレコン・チェックシート(女性用)の主な項目です。
- 適正体重をキープする
- バランスのよい食事をとり、食事とサプリメントから葉酸をとる
- 1日60分以上からだを動かす(目安は1日8,000歩以上)
- たばこをやめ、お酒を控える(妊娠したら禁酒する)
- よく眠り、ストレスをためこまない
体重管理のためにマンジャロを使っていた人も、やめたあとの生活でこれらを1つずつ整えていくと、妊娠に向けた準備につながります。
やせすぎないように目標体重を決める
マンジャロは、体重が減りすぎた場合には量を減らすか、中止を考える薬です。
特に、使い始めるときのBMI(体重と身長から出す体格の指標)が23未満の人では、効果や副作用の出方が確かめられていません。
出典:マンジャロ電子添文「8.9」
マンジャロで妊娠しにくくなる?しやすくなる?

マンジャロの製品情報には、妊娠のしやすさへの影響についての記載はありません。
ただし、使い方によっては予定外の妊娠につながることがあるため、理由を知っておきましょう。
妊娠しにくくなるという記載はない
妊娠しにくくなるという情報は、マンジャロの製品情報には載っていません。
影響がないと確かめられたわけではないため、気になることは処方を受けた医師に相談しましょう。
体重が大きく変わる時期は、月経の周期も含めて体調をメモしておき、気になる変化があれば医師に伝えてください。
「妊娠しやすくなる」と言われる背景
マンジャロには、食べたものが胃から腸へ送られる速さをゆっくりにする作用があり、飲み薬の低用量ピルの効果が弱まるおそれがあります。
使い始めと増量のあとにピルだけで避妊していると、予定外の妊娠につながりかねません。
くわしくは低用量ピルと併用するときの注意点でご紹介します。
低用量ピルと併用するときの注意点

マンジャロと飲み薬の低用量ピルは、一緒に使うときに注意が必要な組み合わせです。
マンジャロを使い始めた直後と、量を増やした直後は、ピルの効果が弱まるおそれがあります。
出典:マンジャロ電子添文「10.2 併用注意」
独自アンケートでは、「マンジャロの使い始めや増量のあとにピルの効果が弱まるおそれがある」ことを知らなかった人が約8割(80.8%)で、アンケートの中でも特に知られていない項目でした。

| 人数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 知っていた | 5名 | 19.2% |
| 知らなかった | 21名 | 80.8% |
使ううえでの不安として「ピルの効果が弱まるかもしれないこと」を選んだ人は0名でした。
知られていないために、不安にすら思われていない可能性があります。
海外の試験ではピルの成分の血中濃度が下がった
健康な女性にマンジャロ5mgを1回注射した海外の試験では、ピルに含まれるホルモン成分の血中濃度が下がりました。
| ピルのホルモン成分 | 血中濃度のピーク | 体に入った量の合計 |
|---|---|---|
| エチニルエストラジオール | 約59%減 | 約21%減 |
| ノルエルゲストロミン | 約55%減 | 約22%減 |
体に入った成分の合計が2割ほど少なくなっており、ピルの効き目が弱まるおそれがあります。
使い始めと増量のあとは別の避妊法も相談する
ピルを飲んでいる人は、マンジャロの処方を受けるときにそのことを医師に伝えましょう。
使い始めや増量のあとは、コンドームなど飲み薬以外の避妊法を組み合わせるかどうかを、医師と決めておくと予定外の妊娠を防ぎやすくなります。
産後はいつから使える?授乳中にマンジャロを使いたいとき

産後にマンジャロを使い始める時期について、製品情報に「産後◯週から」といった決まりはありません。
授乳しているかどうかや産後の体の回復、次の妊娠の予定によって考え方が変わるため、医師と相談して決めます。
産後の状況ごとの考え方を表にしました。
| 産後の状況 | 考え方 |
|---|---|
| 授乳中 | 授乳を続けるかどうかも 含めて医師と相談 |
| 授乳していない | 体の回復を確かめてから 始める時期を医師と決める |
| 次の妊娠を 考えている | 最後の注射から 1ヶ月は避妊が必要 |
授乳していない場合は体の回復を優先する
授乳していなければ、母乳を通して赤ちゃんに成分が移ることを心配する必要はありません。
ただし、マンジャロでは吐き気や下痢、食欲の低下などが起こることがあります。
産後の体が回復しきらないうちにこうした症状が重なると、食事や水分を十分にとれなくなるおそれがあります。
産後の健診などで体調を確かめてもらったうえで、始める時期を医師と決めましょう。
授乳中は授乳を続けるかどうかも含めて相談する
授乳中にマンジャロを使うかどうかは、授乳を続けるかどうかも含めて医師と相談して決めます。
マンジャロの成分は母乳に移ることがあり、赤ちゃんへの影響はわかっていません。
授乳中の健康な女性11人に5mgを1回注射した試験では、11人中3人の母乳から成分が見つかりました。
出典:マンジャロ電子添文「9.6 授乳婦」「16.3.2 乳汁中への移行」
授乳を終えてから始める場合も、始める時期は医師と相談して決めてください。
ダイエット目的で使う前に知っておきたいこと

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、ダイエットや美容の目的で使うことは国内で承認されていません。
厚生労働省は、美容・痩身目的で使った場合の安全性・有効性は確認されておらず、思わぬ健康被害につながるおそれがあるとして、医療機関に適正使用を求めています(2026年6月16日通知)。
ダイエット目的で使う場合は、次の前提を理解しておきましょう。
承認外の使い方で知っておきたい5つのこと
注意点
妊娠を考えている人もそうでない人も、ダイエット目的での処方には次の5つの前提があります。
- 承認外の使い方:マンジャロが承認されているのは2型糖尿病の治療です。肥満の改善や痩身のための処方は、国内では承認を受けていません
- 入手経路:クリニックが使う薬が、国内の医薬品卸業者を通した国内承認薬か、海外から取り寄せたものかは、処方を受ける前に確認しましょう
- 肥満症なら別の承認薬がある:「ゼップバウンド」は成分がマンジャロと同じで、BMIなどの厳格な基準を満たす肥満症の人に使うことが国内で認められています
- 諸外国の承認:アメリカ・ヨーロッパでの承認は、BMIなどの基準に当てはまる人の肥満症・体重管理が対象です。美容目的の使用は諸外国でも承認の対象外で、重大なリスクがまだ明らかになっていない可能性があります
- 医薬品副作用被害救済制度:承認外の使い方のため、重い副作用が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。この制度は、薬を正しく使っても重い副作用が出たときに、医療費などを国の制度で給付する仕組みです
SNSやフリマサイトを通じた薬の個人間の売買は違法なので、薬は医療機関で処方を受けたものを使いましょう。
出典:ゼップバウンド電子添文「9.4 生殖能を有する者」「9.5 妊婦」
妊娠以外にも起こりうる副作用
起こりうる副作用と、受診が必要な症状を知っておくと、不安を減らすことにつながります。
よく報告されている副作用は、吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・食欲減退です。
まれに、重い副作用が起こることもあります。
注意点
次の症状があるときは処方を受けたクリニックへ連絡し、症状が激しいときは近くの医療機関を受診してください。
- 吐き気や嘔吐とともに、激しいお腹の痛みがおさまらない(急性膵炎の可能性)
- 冷や汗・動悸・手のふるえ・強い空腹感がある(低血糖の可能性。まず糖分をとる)
- みぞおちや右上腹部の痛み、発熱、皮膚や白目の黄ばみがある(胆のう・胆管の病気の可能性)
- じんましん・息苦しさ・顔や唇の腫れがある(アナフィラキシー・血管性浮腫の可能性)
- ひどい便秘やお腹の張り、嘔吐が続く(イレウスの可能性)
出典:マンジャロ電子添文「11.1 重大な副作用」「11.2 その他の副作用」
また、独自アンケートで、マンジャロを使ううえで不安に感じたことをたずねたところ、最も多かったのは「副作用が怖い」(26名中17名)でした。
| 不安に感じたこと | 人数 |
|---|---|
| 副作用が怖い | 17名 |
| 費用コスト | 12名 |
| 望んだ効果が出ないかもしれないこと | 11名 |
| 緊急時にどこに相談していいのかわからない | 5名 |
| 誤って妊娠中に投与してしまうと 胎児に悪影響があるかもしれないこと | 4名 |
| 妊活のタイミングを調整しないといけないこと | 1名 |
| ピルの効果が弱まるかもしれないこと | 0名 |
受診するときは、マンジャロを使っていることを医師に伝えてください。
処方を受ける前に医師へ伝えたいこと

妊娠する可能性がある年齢の女性は、マンジャロの処方を受ける前に、妊娠に関わることを医師に伝えておきましょう。
オンライン診療でも対面の診察でも、問診で伝えた内容をもとに処方できるかどうかが判断されます。
また、独自アンケートで、マンジャロと妊娠に関する知識をどこで得たかをたずねたところ、「全く知らなかった」人が61.5%で、「診察時に医師から聞いた」人は19.2%でした。
| 妊娠に関連する知識の情報源 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 全く知らなかった | 16名 | 61.5% |
| 診察時に医師から聞いた | 5名 | 19.2% |
| SNS・WEBで調べた | 5名 | 19.2% |
| 添付文書(お薬の説明書) | 0名 | 0.0% |
| 知人から聞いた | 0名 | 0.0% |
説明を待つだけでなく、次のことを自分から伝え、わからない点は診察で質問しましょう。
チェックリスト
診察で伝えたいことです。
- 妊娠している可能性があるか(最後の月経が始まった日)
- 近いうちに妊娠を考えているか
- 授乳中かどうか
- 低用量ピルを飲んでいるか(避妊・月経痛の治療を含む)
- 糖尿病などの持病と、ふだん飲んでいる薬
オンライン診療で処方を受ける場合は、体調が変わったときの連絡先も申し込みの前に確かめておきましょう。
マンジャロと妊娠に関するよくある質問

マンジャロをやめてから妊娠まで、どのくらいあければいいですか?
最後の注射から1ヶ月間は避妊が必要とされています。
マンジャロは体の中の薬の量が半分に減るまで5〜6日かかり、やめたあとも効果が続く可能性がある薬です。
1ヶ月たったあとに妊活を始めてよいかは、処方を受けた医師に確認しましょう。
マンジャロを使っていて妊娠したら、奇形児が生まれる確率はどのくらいですか?
人で奇形児が生まれる確率を示すデータは、マンジャロの製品情報には載っていません。
妊娠したラットの試験で骨格や内臓の奇形などが見られたため、妊娠中は使わないこととされています。
使用中に妊娠がわかった場合も、妊娠を続けるかどうかを自己判断で決めず、使っていた期間と量を産婦人科の医師に伝えて説明を受けてください。
マンジャロを使うと妊娠しにくくなりますか?しやすくなりますか?
製品情報には、妊娠のしやすさへの影響についての記載はありません。
一方、マンジャロの使い始めと増量のあとは、低用量ピルの効果が弱まるおそれがあるとされています。
妊活の予定がある人も、妊娠を望まない人も、使い始める前から医師に伝えておきましょう。
夫(パートナー)がマンジャロを使っている場合、妊活に影響はありますか?
マンジャロの製品情報で、使っている間と最後の注射から1ヶ月の避妊が必要とされているのは、妊娠する可能性のある女性です。
男性が使っている場合に、妊活の前にやめる期間などの決まりは示されていません。
気になるときや、糖尿病の治療で使っているときは、自己判断でやめずに処方を受けている医師に相談してください。
マンジャロを使っていて妊娠・出産した人はいますか?
また、妊娠中に使った人の結果は、マンジャロの製品情報には載っていません。
使用中に妊娠がわかったら、次の注射はせずに、マンジャロの処方を受けたクリニックと産婦人科に相談してください。
妊娠しているかわからないときは、どうすればいいですか?
妊娠している可能性があるなら、まず医師に相談しましょう。
妊娠検査薬は生理予定日の約1週間後から使えますが、それより早い時期や月経周期が不規則なときは、妊娠していても陰性と出ることがあります。
また、月経が遅れているときは、その日数も診察で伝えてください。
妊娠の可能性が否定できないうちは、マンジャロは使いません。
産後はいつからマンジャロを使えますか?
産後に使い始める時期について、製品情報に決まった週数はありません。
授乳中は授乳を続けるかどうかも含めて医師と相談し、授乳していない場合も産後の体の回復を確かめてから始める時期を決めます。
産後のマンジャロについても、まずは医師に相談するようにしてください。
まとめ|マンジャロと妊娠で押さえたいポイント

マンジャロは、妊娠中や妊娠している可能性があるときには使えない薬です。
妊娠を望むなら、注射をやめて最後の注射から1ヶ月は避妊を続け、医師に確認してから妊活を始めます。
独自アンケートでは、こうした妊娠に関わる注意点を知らないままマンジャロを使っていた人が少なくありませんでした。使い始める前に、医師と確認しておきましょう。
- 妊娠中・妊娠の可能性があるときは使わない
- 妊活の前は、最後の注射から1ヶ月の避妊が必要
- 産後・授乳中の人やピルを飲んでいる人は、始める前に医師に伝える
産後に使い始める時期も、授乳の予定や体の回復にあわせて医師と決めましょう。


